近代(きんだい)は、世界の歴史における時代区分の一つで、近世よりも後で、現代 (時代区分) 現代よりも前の時代を指す。日本語の「近代」は、元々は英語の「modern」、ドイツ語の「Neuzeit」の訳語として考案された漢語である。
時代区分としての近代を象徴するものは、ウエストファリア条約による主権国家体制の成立、市民革命による市民社会の成立、産業革命による資本主義の発達、ナポレオン戦争による国民国家の形成など、16世紀以降のヨーロッパで誕生し、現代世界を特徴付けている社会のあり方である。
19世紀以後、ヨーロッパで一応の完成をみた近代社会のあり方は、日本を初めとする非欧米諸国に伝わり、世界全体を覆うようになる。こうして成立した物が、地球上のほとんど全ての人が排他的な主権国家の国民となり、国民が集まってつくられた国家が構成員として参加する国際社会であった。この一連の過程が世界史における近代であり、近代以前の段階にある社会が近代的な社会のあり方を受け入れることを「近代化(Modernization)」という。
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